MATLAB プログラミング 組み込み関数編 第1回 ～線形代数～行列の初期化とサイズ MATLAB の最大の特徴は、その名の通り、一通りの行列・線形代数演算が組み込みのレベルで 実装されているという点です。 基本的には、mxn というサイズを持つ double array データタイプを、行列としてみなすことが出来ます。 既に説明したように、そのような値をある変数に代入すると、その変数のデータタイプが右辺のデータタイプに変更されます。 つまり、行列の値を代入した変数 M を、ある行列 M と同一視することが出来ます。 零行列 m 行 n 列の零行列 O は、 O=zeros(m,n); として初期化します。第2引数 n を省略した場合、m 次の正方零行列として初期化されます。 言語仕様編の第2回で説明したように、MATLAB は、サブスクリプトによる代入や連結をサポートしていますが、 一般に、代入に比べて連結は重い処理となります。 最終的な行列のサイズ
