読者の皆さん、ご存知でしたか? 実は、Excelの「行の高さ」と「列の幅」は、単位が異なるのです。だから、数値を使って揃えようとすると、縦横の比率の違う方眼紙ができあがってしまうのです。 Excelで作成されたシステムの設計書や業務フローでは、Excelの列をグッと狭くして方眼紙のようにし、その上に図形を並べている書式をよく見かけます。 使い勝手意がいいExcelだからこそ、図をレイアウトする場合などにも利用されるのですね。今回は、このような使い方をする人にとって便利な「分かりやすい単位で設定する、行の高さと列の幅」について話を進めましょう。 前提として、行の高さの単位は「ポイント(pt)」、列幅の単位は「文字数(標準スタイルで設定されているフォント)」となります。 列の幅や行の高さは、境界線でドラッグすると、この単位以外にもピクセルでの長さが表示されるので、行と列を同じ長さにすることはで