5 鳳翔「……提督のお子さんですか?」 ???「ああ。今日一日相手をしてくれないか」 鳳翔「私が、ですか?」 ???「お前なら適任だろ?」 鳳翔「分かりました」 鳳翔「初めまして。私は鳳翔といいます」 「ほーしょー?」 鳳翔「はい」 「ほーしょー!あそぼー!」 鳳翔「ふふっ、そうですね。何をして遊びましょうか………」 15 「…………………」 「…………鳳翔さん」 鳳翔「…………はい」 「…………父の最期は、どうでしたか?」 鳳翔「………ご自身が囮となって、私達を逃がしてくださいました。立派な、司令官でした。」 「…………そうですか」 鳳翔「すみません、私達が不甲斐ないばかりに………」 「…………父は最高の部下達を持ったと常々自慢していました。あの父が自慢するような部下を責めることなんて出来ませんよ」 「………それに、辛いのはお互い様でしょうから…………」 鳳翔「……………ありがとう、ござ