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2009年12月16日のブックマーク (1件)

  • 付加価値は創るもの

    発泡スチロールといえば,魚屋や市場で見掛けるトロ箱を思い浮かべる人が多いだろう。発泡比率にもよるが,かさ比重が0.01の超軽量成形体である。ほとんどが空気なので断熱性能に優れ,しかも構造物としての強度もある。氷などを入れて鮮魚などの魚介類を運搬するのには,最適といえる。 その発泡スチロール,身近にあふれている。トロ箱のほかにも家電製品などの緩衝材として製品を保護しながら運搬する際に役立っているし,屋根裏の断熱材や,最近では道路の軽量基盤材としても使われている。 このように「発泡スチロールといえば軽い」という特徴を機能として使うケースがほとんどなので,おのずと用途開発の方向性でも「軽さ」に行ってしまう。表現は悪いが,軽かろう安かろうといったイメージの材料である。 ところが,その発泡スチロールに新たな付加価値を見いだし,新商品を開発している会社があった。軽量・低コストは過去のこととばかり,新し

    付加価値は創るもの