日本スゴイ系番組が花盛りである。というか各局ともゴールデンタイムがそれだよな このブームの原因を何に求めるか、日本はすごいからだ、という身も蓋もないけどそれどうなのよ的な見方もあるし、パッケージ化された社会科見学系番組の作りやすさを指摘する向きもあろうし、衰退する日本にとっての都合のいい夢だ、と小馬鹿にする向きもある。それぞれにまあそうだろう、というところがある。 いわゆるテレビ的教養論とかはあって、そこからすればそれなりに質の高い番組ではあるんだよな。国民を統合する物語としても前向きだし、同業者の活躍はそれは誇らしいわけで、誰も損をしていない。元から、微妙な時間帯に1スポンサーでかなり掘り下げた内容の国内の企業とか研究者に密着する番組とかあるけど、それが鉱脈であったと気づいた、ということもあろう。 丸山真男が戦前の天皇制に対しての社会の中の矛盾した2つの考えを説明したものに、顕教と密教と
その主張は、よりによって『SAPIO』に掲載されている。 戦争責任に識者 「国として誠意を見せた数少ない例が日本」│NEWSポストセブン*1 「アジア女性基金」は日本の法的責任を認めるものではなく、道義的責任を果たすものだ。その意味で百点ではないかもしれないが、自国の戦争責任にここまで踏み込んで他国民に賠償し、謝罪した例はないはずだ。 この主張については、すでにscopedog氏が「敗戦した国が賠償した事例としては第一次大戦時のドイツとか日清戦争時の清国とかありますので、近代ではさほど珍しくはないでしょう」*2と指摘している。 それとも、いったん請求権を放棄させた問題で基金をつくったことが珍しいということだろうか。だとしても民間の寄付金という形式をとった基金を「賠償」と表現することは不正確だろう。 元慰安婦を支援する韓国と日本の一部の団体(日本のそれはリベラル派である)は日本政府の法的責任
何やら、毎年この時期に「新春暴論」と題した文章を書く流れになっているっぽい。「暴論」かどうかは皆さまにご判断いただくとして、今年もひとくさり。 いつもの通り長いので、要点を以下の通りまとめておく。 ◎性的少数者をあらわすことばとして最近よく「LBGT」が使われるが、他にも多様な性的少数者がいる。LGBTはこの意味で限定的な概念であり、他の多様な性的少数者を切り捨てている部分がある。特に、性的少数者の概念が提唱された当初は含まれていた、性的嗜好に関する少数者を含めていないこと、また彼らを一段下に見ているふしがあることは、社会における多様性を旗印とするLGBTの主張との間に齟齬があるように思われる。 ◎小児性愛やレイプなど、実行すれば犯罪となる行為を描いたマンガ、ゲームなどの創作物を消費する一部のオタクは、これにより自らの性的嗜好を実行に移すことなく充足させ、社会と共存している性的少数者といえ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く