写真に限らず自由に書いています。思ったこと、考えたこと、感じたこと。写真はほとんどフィルムとライカと50mmです。ブログのほうではもちょっと専門的なことを書いています。→ ズームレンズの特徴 さて、その違いを知るために、まずはズームレンズの「ある特徴」を理解しましょう。 レンズの構成枚数 写真用のレンズというものは、1枚のレンズだけではなく、何枚かのレンズの組み合わせで作られています。 なぜなら、レンズには「収差」というものがあって、1枚のレンズだけでは、見たままの画像をそのまま再現することが困難だからです。 (収差というのは、像が歪んだり、色がズレたりするような、肉眼で見える本来の画像との差異のことです。) そこで、何枚かのレンズを組み合わせることによって、より、見たままの画像に近くなるように補正しているのです。 単焦点レンズの場合は、焦点距離がひとつなので、比較的少ない枚数で良好に補正