ディズニーで長年働くアニメーターが開催した「アーティスト・スピーカー・シリーズ」に参加した、メルマガ『Ministry of Film ゼロからのスタジオシステム』の著者・小原康平さん。その席で小原さんは、日米の製作者のある決定的な「違い」を感じたそうで、それが日本の制作現場に横たわる問題点の原因だと気付いたようです。いったいその「違い」とはどのようなものなのでしょうか。 アメリカとの比較。日本の映像制作現場で圧倒的に欠けているもの ディズニーでは日頃から、社員向けに様々な「授業」を企画しています。「フォトショップ初級講座」「クリエイティブ・ライティング講座」「仕事に活かせるKeynoteの応用術」といったテクニック重視で複数回の参加を要するものから、社内で作品を担当するフィルムメーカーやトイ・デザイナー、新刊書籍の著者を招いての講演会といったものまで、ラインナップは多種多様です。 先日は