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ブックマーク / bokuen.net (3)

  • アニメにおける乳房の表現について

    『涼宮ハルヒの憂』を見ていて思ったのだけど、アニメで描かれる女性の乳房は、水風船やゴムまりみたいに見える。どれだけうまいアニメーターが描いても、現実にある乳房の魅力とはちがうものが表現されてしまう。これはなぜなのか。 現実にある乳房の魅力を考えてみよう。たとえば大きいJカップの女性でも、肌にハリがあったり、つっぱったりしていると、やわらかそうに見えない。じっさい触ってもそれほどやわらかく感じない。逆に小さいAカップの女性でも、肌に伸縮性があったり、うるおいがあってモチモチしていたら、やわらかそうに見える。じっさい触れば思った以上にやわらかく感じる。つまり、現実にある乳房は「肌の質」というか「皮膚」に大きく関わってくるのだ。 よく「女性のにの腕を触れば乳房のやわらかさがわかる」と言われるのは、これで筋がとおる。にの腕の「肌の質」がわかれば、乳房のやわらかさもわかるのだから。女性は気をつけま

    アニメにおける乳房の表現について
  • 『人狼』のイメージの連鎖とレイアウト技術

    どうやったら『人狼』みたいな作品はつくることができるのでしょうか。ここでは主にイメージの連鎖でそれを追ってみたいと思います。 イメージの連鎖とは何か。映画は、豊かな意味を持つイメージがぶつかり合い、意味を連鎖的にかけ合わせていく表現形式です。そのイメージの連鎖からはあらゆる意味を読み取ることができます。それこそ観客の数だけ、無限の意味作用がありえる。 とはいえ、細かい意味まで拾いすぎるととりとめがなくなりますから、ここでは大まかに、ざっくりと書きます。イメージをことばで書く限界を差し引いて読んでいただけるとありがたい。 *** 『人狼』は赤ずきんの童話をモチーフにしています。赤ずきんは娘がおばあさんに「贈りもの」をするお話です。『人狼』には「贈りもの」をする場面がたくさんあります。 ゲリラの眼鏡をかけた男が七生に爆弾を贈る 七生がゲリラの帽子をかぶった男に爆弾を贈る ゲリラの帽子をかぶった

    『人狼』のイメージの連鎖とレイアウト技術
  • 作画の時間、演出の時間、絶望の時間――山下清悟・平川哲生の対談

    (2010年10月16日、荻窪某所にて) 平川 僕は専門学校へ行ってないし、アニメーターがどうやって作画してるか、動きをつくってるか、最初はぜんぜんわからなかった。アニメ業界に入ってから「原画のパターン」とか「動画のパターン」を教えてもらった。走りの原画はこう描いて、こうやって動画を入れる、みたいな。 山下 絵のポーズでおぼえちゃえば簡単ですからね。 平川 いわゆるweb系の人たちは、その原画のパターンで作画しないから面白いと思った。 山下 ここで言うweb系は、りょーちも・沓名健一・山下清悟くらいのことですけど、実写映像を見て「こんな動き方なのか」とか「この軌道をとるのか」なんて観察して、絵として再構成していく作画が多かったです。原画のパターンを外れることがweb系の特徴のひとつかもしれません。 平川 Adobe Flashとかを使って作画して、すぐに動きをプレビューするのが大きい? 山

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