@team_detonation 2年前、僕はグランドプリンスホテル新高輪に向かっていた。 当時『LoL』というゲームを一緒に遊んでいた地元の友人に、日本のプロリーグである「LJL」の決勝戦が新高輪であるから、それを見るのだと誘われたのだ。 正直、僕は友人と飯を食べたいだけで、試合はどうでも良かった。LJL、という存在は認知していたのだが、そこで戦う彼らを本当にプロの選手として心から尊敬していたプレイヤーは、自分を含めてあまり多くなかったと思う。 その当時、日本サーバーは開設されて間もなく、大抵の日本の『LoL』プレイヤーは北米サーバーでの経験や価値観がまだ根強く残っており、自分たちにとってのプロとは、北米のプロたち、即ちNALCSの猛者たちだった。 無論、LJLに挑戦するのは何れも猛者ばかりで、自分より遥かに強いのだが、実際BjergsenやSneakyの戦う試合を見ていた僕らにとって、