地元をホームタウンとするサッカーJ1湘南ベルマーレを応援するため、神奈川県小田原市と市議会が職員と議員にチームのユニホームを着用して市議会本会議に出席するよう求めたことが波紋を広げている。特定チームの応援の強要に当たると一部議員が反発したことで着用は“任意”となったが、最終的に職員は全員が着用。市関係者からは「実質的な強制でパワーハラスメント」との声が聞かれる。 【写真】ユニ着用を拒否した議員から予算修正案が提出された小田原市議会本会議 市の予算案を巡り、一部の市議から修正案が提出されるなど“熱戦”が繰り広げられた15日の市議会本会議場。守屋輝彦市長ら市幹部37人全員が緑色のユニホームに身を包んだ一方、27人いる市議は5人が私服姿で、傍聴席の女性は「真剣な議論をしているのに格好がチャラチャラしている」と首をかしげていた。 今シーズンでJリーグ加盟30周年を迎えるベルマーレが市にPRの協力を