40万ヒットしました。 「キャシャーン」の試写で松竹に行ったら前の試写のトラブルなのか満員なのか、人の群れで入れず、しかたがなく千代田劇場に行って「イノセンス」観た。で、いろいろ考えた。 プロットは話に聞いていたように、「ブレードランナー」のプリスだった。 プリスはセクサロイドとして作られたが、自分の惨めな役割を嘆き、 人形ではなく人間として生きるために反乱を起こし、自分を狩る刑事にアクロバチックな肉弾戦を挑む。 そのほかにも類似点が多い。レプリカントの人格は誰か実在の人間の記憶をコピーすることで形成されるし、プリスはベルメールの人形のマネもちゃんとするし、人形マニアの家に隠れたりもする。 まあ、「イノセンス」はオープニング・カットがはっきりと「ブレラン」へのオマージュだから、プリスのことは単なる前提なのだろうが。 それよりも「イノセンス」で驚いたのは、バトーが最後に「人形に悪いと思わなか