僕はスター・ウォーズっ子で、どちらかといえばエンターテイメントの方が好きなんですけど、本来はちょっと暗い人間なんですよ。作品もストリートでのケンカを描いた『ホーリーランド』とか、テロリストが出てくる『デストロイ アンド レボリューション』みたいなのを描いてますし、『自殺島』(※1)はリアルに自殺者を追ってしまったら、闇に目を向けないといけなくなるつらい作品になってしまう。僕はマンガって「カンヌ国際映画祭」と「アカデミー賞」ならアカデミー賞を目指さないといけないんじゃないかな、と思ってるんです。カンヌみたいな、コアな人が好きになるというスタイルもあるけど、僕はみんなに読んでもらいたい、みんなに発信したいという気持ちがあるんです。『自殺島』がエンターテイメント作品というと語弊があるかもしれないですが、色んな人に読んでもらいたいし、面白く読んでもらいたい、というところでいえばエンターテイメントで
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