新型コロナウイルスの影響でスキー場などの営業を休止している「夕張リゾート」が、裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。 夕張市の「夕張リゾート」は道内有数の規模の「マウントレースイスキー場」や宿泊施設を運営してきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で事業の継続が難しくなったとして、今シーズンのスキー場などの営業を休止していました。 会社側の代理人の弁護士によりますと、「夕張リゾート」は先月末に札幌地方裁判所に破産を申請し、1日付けで破産手続きの開始決定を受けたということです。 債権者はスキー場のシーズン券の購入者など最大で500人ほどに及ぶとみられ、現時点の負債総額はおよそ5億円にのぼるとしています。 会社側はおよそ30人いた従業員の大半をすでに解雇していますが、再就職に向けて夕張市に協力を求めていくということです。 代理人の杉山真一弁護士は「今後は裁判所と破産管