女性の医療従事者や、性暴力に抗議するフラワーデモ主催者らが12日、新型コロナウイルス禍での東京五輪・パラリンピック開催に反対し、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見した。海外に向け「人々の命と健康を守るためにも東京には来ないでください」と訴えた。 フラワーデモ呼び掛け人の松尾亜紀子さんは「コロナ禍でDVや妊娠相談が増えた。非正規雇用の7割が女性で5人に1人が休業を余儀なくされている。自殺も増え、女性の命と生活が危機にさらされている」と指摘。 日本女医会の青木正美理事は「無観客にしても選手数万人を1カ所に集めるのは、感染拡大下では絶対やってはいけない。人類の生命維持に対する最大の冒瀆(ぼうとく)だ。五輪を開けば、医療が崩壊し、多くの生命が失われる」と話した。
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