その中でも、カナディアン・デストロイヤーは見栄えよしダメーシよしの必殺技。今では多くの使い手がいますが、以前は使っているレスラーも少なく、技の価値は非常に高いものでした。 インパクト・レスリング社長のスコット・ダモールは、2000年代のTNA(現インパクト)で番組出演者兼スタッフとして働き、不定期ながら試合にも出場していました。カナダ出身の彼は、団体上層部から「カナディアン・デストロイヤーを使え」という指示が出ていたものの、ある理由でそれを断り続け、そのせいでクビになりかけたことがあるそうです。 面白いことに、俺は長い間テレビでカナディアン・デストロイヤーをやることを拒否していた。そのせいでクビになりかけたんだよ。 上層部は、俺にテレビでAJスタイルズにカナディアン・デストロイヤーを決めさせたがっていた。でも、俺は「デブで間の抜けたマネージャーがプロレスで一番かっこいい技を決めるわけがない