今年も早いもので、残り半月あまりとなりました。この時期になると、頭を悩ませるのが年賀状。今ではメールでの送付なども増えていますが、2013年用の年賀ハガキの発行予測枚数は約36億7000万枚。国民一人あたり約29枚書いている計算になります。(「国民」には年賀状を書けない小さい子も含まれていますので、実際には1人あたりの枚数はもっと多いことになります) さて、そんな年賀状ですが、実はさまざまなマナーがあります。今回は今さら聞けないけれども、間違うと少し恥ずかしい年賀状のマナーのおさらいと、最近はテレビのバラエティー番組でも活躍中の書家、中塚翠涛(なかつかすいとう)先生に習う、宛名の美しい書き方について紹介します。■実はいろいろある、年賀状のマナー 年賀状とは、1年間お世話になった方への感謝を伝え、新しい年を迎えられたことを共に喜び、この1年も変わらぬご厚誼をお願いする挨拶状です。 実は、使っ