アクション映画の最高傑作である「ダイ・ハード」のN.Y市警ジョン・マクレーンは、ロサンゼルスの高層ビルに妻を訪ねて来るが、テロリストの占拠に巻き込まれ、孤軍奮闘する。そのとき、日本人のサラリーマン社長は、あっ気なくテロリストに銃殺される。 こんにちは、マンハッタン坂本です。 ところが、日本映画では、殺されることはないにしろ、のっぴきならない状況に陥ることがある。その状況をある程度覚悟していた者もいれば、泥酔していたからだと諦める者もいれば、因果応報だと途方に暮れる者もいる。 「僕らはみんな生きている」の建設会社の営業マン・高橋(真田広之)は、一週間の予定でバングラデシュ内の小国タルキスタンに出張する。橋建設のプレゼンで支店長の中井戸(山崎努)をサポートするためだ。だが軍の実力者カーツ大佐のパーティで、ライバル会社に契約を奪われたことを知り落胆した途端、ゲリラが攻撃してくる。 僕らは
男の子は父親の背中を見て育つ。 なんて言われるけれど、結局父親の仕事を継いだ息子の話に限って言えば、どんな気持ちでその父親の背中を見ていたのだろうか。 こんにちは、マンハッタン坂本です。 子供の頃、父親の仕事に無関心だったかもしれない。あるいは、尊敬していたかもしれないし、軽蔑していたかもしれない。育った環境や時代によって違うし、成長すると共に父親への想いも変ってくるものだ。 山の郵便配達 フォ・ジェンチイ 監督 1999年 中国アカデミー賞で最優秀作品賞・最優秀主演男優賞 受賞 「山の郵便配達」の父親(トン・ルーチュン)は、中国湖南省の山岳地帯、往復223キロを二泊三日で郵便物を配達するベテランだが、長年の過酷な労働で足を悪くし、引退を決意する。24歳の息子(リィウ・イエ)が継いでくれるからだ。 初仕事の日、案内役の“次男坊”という名の犬が動かないので、仕方なく郵便物の入っ
「イムジン河」を歌った加藤和彦氏が亡くなった! 周知の通り、松山猛の訳詩のもと加藤和彦が結成したザ・フォーク・クルセダーズが歌ったのだがレコードは発売中止になり、そのかわり当時中学生だった僕が初めて自分の小遣いで買ったのが、彼が作曲した「悲しくてやりきれない」だった。 こんにちは、マンハッタン坂本です。 「イムジン河」は、北と南に分断された朝鮮の地で、いつかまた人々が自由に行き来できる平和な日が訪れることを願って作られた歌である。 ▼イムジン河 フォーク・クルセイダーズ 「パッチギ!」は、松山猛が書いた「少年Mとイムジン河」が原案となっている。 パッチギ 井筒和幸 監督 2005年 音楽:加藤和彦 キネマ旬報監督賞・新人女優賞、日本アカデミー賞・新人俳優賞:沢尻エリカ 親善サッカーの試合を申し込みに京都の朝鮮高校を訪れた康介(塩谷瞬)は、耳に入る美しいメロディに惹きつけられ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く