Trusted Computing Group(TCG)が、特殊なセキュリティチップを搭載したサーバ向けの仕様を公開した。同団体によれば、この仕様を適用することで、サーバはより優れたデータ保護とトランザクションを実現できるという。 「高信頼サーバ」の核となるのはTrusted Platform Module(TPM)と呼ばれるチップで、デジタルキーや証明書、パスワードなどの情報を保持する。TPMは、PCではすでに利用が始まっている。Hewlett-PackardやDellといったPCメーカーによって、1500万台以上の「高信頼クライアント」が出荷されたと、TCGは話している。 このセキュリティチップを搭載するコンピュータは、データを保護してコミュニケーションの安全性を図り、企業やビジネスパートナーが所有するシステムを認識することができる。 TCGのマーケティングワーキンググループの会長を務
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