米東部コネティカット州のサンディーフック小学校で2012年に26人が殺害された銃乱射事件について、事件はでまかせだと主張し続けた著名司会者が2日、自己破産を申請した。アレックス・ジョーンズ被告(48)はこれまでに、事件遺族に対する計15億ドル(約2014億円)近い損害賠償の支払いを、複数の裁判所に命じられている。 テキサス州ヒューストンの裁判所に提出されたジョーンズ被告の自己破産申請によると、所有資産は100万ドルから1000万ドルで、負債は10億ドルから100億ドルだと主張している。被告の債権者は50~99人に上り、その中には小学校乱射事件の被害者遺族や、事件捜査を担当した連邦捜査局(FBI)の捜査員が含まれるとしている。