仏通信大手の旧フランステレコム(現オランジュ)のディディエ・ロンバール元最高経営責任者(CEO、2010年2月25日撮影)。(c)FRANCOIS GUILLOT / AFP 【5月6日 AFP】仏通信大手の旧フランステレコム(France Telecom、現オランジュ、Orange)で2008~09年に従業員35人が相次いで自殺した問題で、ディディエ・ロンバール(Didier Lombard)元最高経営責任者(CEO)ら当時の経営陣の「モラルハラスメント」の罪を問う裁判が6日、パリの裁判所で始まる。 【関連記事】世界の自殺率、1990年から3分の1以上低下 研究 ハラスメント容疑で捜査対象となったのは、フランスではロンバール被告と旧フランステレコムが初めて。捜査開始から7年を経て、10年前の従業員らの自殺の背景に何があったのか、真相究明に注目が集まる。 やはりハラスメント罪で訴追された一