端的に言えば、「リアルじゃない」からだ こう言ってしまえば「女はリアルなものばかり好んで~」 と文句言う諸兄もおられるだろうが、実はこれは男も同じバイアスを持っている それは昨今のポリコレによる配役やキャラ属性の転換 (例:女が男より強い、黒人、LGBTが要職に就くなど)に対する 男の評価を見れば明らかだ 男も「リアルじゃない」モノに対する明確な拒否感を持っている というわけでそもそも男女ともに、リアリティからかけ離れた現代劇には 一定の拒否反応が存在する ではダークナイトのどこがリアルではないのだろう? 男目に見れば、ダークナイトは一見、リアリズムを突き詰めた映画のように思える しかし、バットマンという存在を一旦忘れ、現実を見てもらいたい どんなに鍛えた男でも、悪党の銃弾一発で死ぬし、 あんなに周囲からの攻撃に耐えられるほど注意力、瞬発力、筋力はない グラップルガンもバットラングもバット