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ブックマーク / note.com/ryokikuzaki (1)

  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』感想/もう恐れてはいない|菊嵜了

    映画は、現実における長い時間を二時間ほどのフィクションで語ることができるが、一映画を四半世紀かけて語る作品は稀だろう。 四半世紀前に伝説と神話になってしまった作品が、長い時間をかけて「普通の物語」になるのを見届けた。清々しい気分だ。 【ここからは『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観賞後の方だけお読みください】 ——1996年、3月の29日か30日。呼び出された友人の部屋で『新世紀エヴァンゲリオン』最終回録画を観せられた。私は放送をアルバイトで観られなくて、放送当日夜だったか翌日には仕事先でも最終回を見た同僚がやたらと怒っていた。「なあ、これどう思うよ?」と憤る友人がビデオテープの再生を始めた。録画を観終えて「えっ、いいじゃん。なんでみんな怒ってんの」と言うと、友人は「……うん、オレもくり返して二回目みたら、これでいい気がしてきた」と—— 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(以

    『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』感想/もう恐れてはいない|菊嵜了
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