首相答弁要旨 首相答弁要旨 菅直人首相が29日の参院予算委員会で行った答弁の要旨は次の通り。 礒崎陽輔氏(自民=大分) 東京電力福島第1原発事故に立ち向かう覚悟は。 首相 予断を許さない状況が続いている。最大限の緊張感を持ち、取り組んでいく。 礒崎氏 首相が(東日本大震災翌日の)12日に原発を視察したことが初動に大きな禍根を残した。視察は政治的パフォーマンスではないか。 首相 現地の状況を把握することが重要と考えた。政府として12日午前1時30分に(原子炉の気体を抜く)ベントをすべきだという姿勢を明確にし、一貫して東電に伝えていた。視察に行ったことによって(対応が)遅延したという指摘はまったく当たっていない。 加藤修一氏(公明=比例) 環太平洋連携協定(TPP)と税と社会保障の一体改革の結論は先延ばしか。 首相 (被災者支援や原発事故の)状況の方向性が一定程度見えた中で改めて検