若いスタートアップが特許ランクに名を連ねる 千葉功太郎氏(以下、千葉):では、本編にいきたいと思います。「会社に眠る知的財産を覚醒せよ!」ということで、知的財産の定義は非常に多岐にわたります。その中で一番みなさんに馴染みがあるのが、商標・特許かなと思いますが、それ以外にもたくさんの知的財産があります。 我々スタートアップは、それを早いうちからうまく取得し、使いこなして会社の武器にし、レバレッジをかけてベンチャーキャピタルから資金調達をしていく。あるいは、事業の提携で大きな会社とのアライアンスの基本としていく。そして、将来大きな会社から訴えられた時には、戦う武器になることもあります。 (スライドを指して)1つご紹介したいのが、11月28日の記事です。びっくりしたので、自分もツイートしました。これは情報通信業界全体で、2017年4月1日から2018年3月末までの1年間に登録された特許ですね。