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ブックマーク / shakaigaku.exblog.jp (2)

  • 12庵野秀明『新世紀エヴァンゲリオン』 | 社会学しよう!

    物語論でいう「内的焦点化」とは 語り手は作中人物が知っていること以上のことを語らない。 レイアウトシステムは、たとえば、遠景・近景の移動指定をしたりするが、これは、限定された主人公の視点から風景(世界)を描くことになる。 こうした主人公からは見えない(背後)世界の構築をして、その世界を主人公の限定された視点からえがいているのが、 『機動戦士ガンダム』である。 さてこうした(背後)世界構築しきれない場合はどのなるのだろうか。 その典型例が『新世紀エヴァンゲリオン』であるように思われる。この作品では世界構築の破綻を、主人公の内的世界の投影としての「世界」として解決しているようにおもわれる。こうした内的世界の投影としての「世界」として物語世界の構築をかたづける一群のアニメが「セカイ系」と呼ばれる。 このセカイ系のアニメ、とりわけ「エバンゲリオン」と 自閉的で内的世界が肥大化したオタク世代との間に

    12庵野秀明『新世紀エヴァンゲリオン』 | 社会学しよう!
    Drunkar
    Drunkar 2013/11/16
    「こうした内的世界の投影としての「世界」として物語世界の構築をかたづける一群のアニメが「セカイ系」と呼ばれる。」
  • 社会システム論(1) | 社会学しよう!

    社会システム論(1) 序 社会学の課題としての社会システム 近代社会学の始祖の一人である、エミール・ディルケ-ムは、1895年の『社会学的方法の基準』において、社会学の対象である「社会的事実」なるものを提言した。かれによれば、それは、個人の意識を超えた外在的なものであり、かつ個人の意識にたいして強制的な作用をもたらすものである。そしてこの社会的事実を説明するには、個人の心理に還元して説明してはならない。社会においては、個人と個人の結合により、あらたな「社会的事実」が生まれている、というのである。 (かれはこの方法的基準にしたがって、『自殺論』において自殺率を扱い、それが個人意識には還元されない社会的事実であることをみごとに描き出している。またデュルケームの影響は言語学にもおよんでいる。スイスの言語学者フェルディナンド・ソシュールは、晩年おこなった講義において、まさに言語がこの「社会的事実」

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