会場の模様 8月、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターは、研究活動の成果を発表する「GLOCOM forum 2005」を開催した。今回のフォーラムは、「情報社会の合意形成」というテーマを掲げ、「ネットコミュニティと合意形成」や「日本コンテンツ立国論」、「地域情報化研究会」といった多様なセッションで研究者や識者が講演・討議を行った。 そんなGLOCOM forumの中でもやや異色のセッションといえるのが、新しいネットワーク時代の情報社会に求められる倫理やそのシステムについて議論を行う「ised@glocom」。この研究会自体は昨年10月から月1回ほどのペースで行われており、中でも倫理研では、過去に2ちゃんねるやBlogがネットに与える影響力や個人サイトによって作り出される情報の流れなどといった話題を切り口に「情報社会の公共性」について議論を行ってきた。 今回、共同討議に入る前に