印刷 関連トピックス芥川賞・直木賞プレシオサウルスの母親と胎児の化石=米ロサンゼルス自然史博物館提供プレシオサウルスが赤ちゃんを産む様子の想像図=米科学誌サイエンス提供(C)1993Coo製作委員会 プレシオサウルスという首長竜の仲間は、卵ではなく赤ちゃんを産み、群れで暮らしながら子育てをしていたかもしれない。化石になった身重の母親を調べた米国の研究チームがそんな論文をまとめ、12日の米科学誌サイエンスに発表する。 プレシオサウルスは恐竜のいた時代に海で暮らしていた爬虫(はちゅう)類。景山民夫さんの直木賞作品で、現代に生き残ったプレシオサウルスの子「クー」を少年が育てる物語「遠い海から来たCOO(クー)」に登場。アニメ映画にもなった。 チームが、米カンザス州の7800万年前の地層から掘り出された化石を調べたところ、母親の腹の部分から胎児とみられる骨も見つかった。胎児は1頭。母親の体長
バイオ関連企業として知られる林原(岡山市、林原健社長)など同グループの中核4社が、私的整理の手法である「事業再生ADR」を民間の第三者機関に申請し、受理されたことが25日分かった。金融機関などによると負債総額は1千億円程度とみられる。 林原グループは非上場の同族企業で、抗がん剤のインターフェロンで国内トップクラス。甘味料などに使うトレハロースは世界生産のほぼすべてを担う。美術館運営や恐竜の化石調査などのメセナ活動でも知られる。 医薬品・食品原料などの研究開発費の増大に加え、事業の多角化、大規模な不動産開発で負債が膨らみ、経営を圧迫。景気悪化で売り上げも伸び悩む中、金融機関の融資姿勢が慎重になり、債務返済が難しくなった。 同グループは事業を続けつつ、銀行などの債権者から返済延期の了承を取り付け、再生を目指す。今後、債権者集会を開いて経営状況を説明し、リストラ策を含む事業再生計画案のとりまとめ
韓国中西部で08年に見つかった恐竜の骨格化石を調べていた日米韓の共同研究グループは7日、約1億300万年前の新種の角竜類と確認し、「コリアケラトプス」と命名した。韓国で角竜類の化石が確認されたのは初めてという。 角竜類は恐竜絶滅直前に北米で繁栄した草食恐竜で、3本の角を持つトリケラトプスなどが知られている。研究グループの北海道大総合博物館の小林快次准教授(古脊椎<せきつい>動物学)によると、角竜の化石はモンゴルや中国で多く見つかっており、日本では昨年11月、兵庫県篠山市で初めて確認された。 08年に韓国・京畿道華城市の職員が、ダムにあった岩から、腰からしっぽにかけての骨を偶然発見。繁栄する前の白亜紀前期の角竜が、骨がつながった状態で出土するのはまれで、小林准教授と韓国の地質博物館の李隆濫所長、米中西部オハイオ州のクリーブランド自然史博物館の研究者が共同研究していた。 ドイツの科学誌に発表さ
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