Nakagin Capsule Tower 所在地:東京都中央区銀座 設計/竣工:1970年‐1972年 建築面積:429.51m² 延床面積:3,091.23m² 鉄骨鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 地下1階 地上11階および13階 世界で初めて実用化されたカプセル建築。1960年代前後に、イギリスのアーキグラムグループや、フランスのポールメモン、ヨナフリードマン等、建築を脱構築して、その部屋をカプセルとして自立させたり、メガストラクチャーにカプセル建築をとりつける構想と同時代性をもっている。 ここでは、プレハブ(量産)でありながら多様性という新しい質を表現できるかどうかという新しい課題の対する挑戦と、自我の自立という個人主義を経ることなく近代化してしまった日本への批判として、自立する個の空間を目指している。 技術的には4本の高張力ボルトのみでコンクリートコアシャフトに取付けられたカプセ