昆虫食に対する、Twitter、ヤフーコメント、はてなブックマークでのコメントなどを読んでいて、 昆虫食に対するこの反応は、放送大学のリスクコミュニケーションの講義で見たヤツだなと思った。 ことの発端は、高校での給食でコオロギパウダーを使用した食品を提供したことではあっても、 SNSでの反応は、ニュースになっている給食そのものに対しての反応なのではなくて、 将来の自分の食生活がどうなってしまうのかという点に対する不安や、リスクに対する反応であるように思える。 人間のリスク認知がどのようなリスクを大きなリスクだと考えやすいのかというのは、 リスクコミュニケーションという学問分野で研究されているので、 これらを念頭に置いてコミュニケーションを行った方がいいのではないかと思う。 公平性 一部の人に損害が、一部の人に利益が発生する場合、そのリスクは大きく感じられる。 将来タンパク質不足が起きても、