政治資金の公私混同疑惑などの問題で21日付で辞職する東京都の舛添要一知事は17日、知事として最後となる定例記者会見を欠席した。退任会見を開く考えもないといい、疑惑についての説明や辞職を決断した経緯などを語らないまま、都庁を後にする。 定例記者会見は、報道各社が加盟する都庁記者クラブ主催。原則として毎週金曜日の午後2時から開かれており、一連の疑惑が浮上した5月以降は、多くの報道陣が集まっていた。15日の辞職決定後、舛添氏は「辞職が決まっており、語ることはない」と欠席の意向を示し、各社が出席を求めても応じなかった。退任会見の要望も拒んでいる。 舛添氏は、都議会総務委員会の集中審議当日の13日午前、「しっかり対応します」と述べて以降、報道陣の取材に応じていない。15日の都議会本会議で辞職同意後に発言したのを最後に、公務も全てキャンセルしている。 都議会は13日の集中審議で、舛添氏に政治資金で支出
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