IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の「未踏ソフトウェア創造事業」のメンバーが米シリコンバレーに乗り込んで、2日目を迎えた(関連記事)。彼らにとって米国時間の11日は、60人弱のベンチャーキャピタリスト(ベンチャーに投資する会社や人、VC)らを前に、英語で自社商品をプレゼンテーションするという正念場だ。 スタンフォード大学に近い弁護士事務所の一室には、「日本発ベンチャーの実力はどんなものか?」「この人間は投資する価値があるか?」という興味で、開始の数十分前からVCや投資家たちが集まり始めていた。 そんな人々の前でプレゼンするという緊張感を想像してみて欲しい。あなたは堂々と自分の商品を紹介できるだろうか。だが、これはシリコンバレーで毎日行われていることであり、ベンチャーとして成功する上で避けては通れない道だ。 参加者の顔からは前日のスタンフォード大学のキャンパスを歩いていたときの明るさは