解像度の違いによる不具合 サンプル"ResourceTest"を、HVGAとWVGAのエミュレータで実行した結果が、下の図2-1になります。ご覧のとおり、HVGAでは正常に表示されていますが、WVGAでは小さく、右端と下側が余って表示されています。 また、端末を横に向けたときのアプリの挙動を考えてみましょう。ユーザーの設定にもよりますが、Androidでは、端末が横に向くと、画面自体が回転して、それまでの縦長から、横長の画面表示に変わります。エミュレータでは、[Ctrl+F12]を押すと、画面の向きが切り替わります。 画面を横向きにした結果が下の図2-2です。HVGAでは縦で画面が切れて、正常に表示されていません。また、WVGAでは、図らずも全体は表示されていますが、右端が余っており、正常に表示されているとは言えません。 これらの不具合は、画面を設計する際に、部品の大きさをピクセル(px)