ようやく私の住む街でも公開されたので映画館で見た。 例えるならばゲームの「moon」。 それはゲーム業界からゲームへのアンチテーゼ。前半のあざとい肯定(いわばアンチテーゼとわかる人にはわかる)から、後半の全否定。 例えるならば映画「マルホランドドライブ」。 それは当時の映画業界への映画監督からの、映像言語へのアンチテーゼ。前半と後半、順序を超えた表現の開発。 例えるならば映画「バードマン」。 それは演劇界から映画界への絶妙なアンチテーゼと、後半は逆に、映画界から演劇界への痛烈なアンチテーゼ。いや、否定ではなく、根っからの映像人である監督による、映画に対する愛だらけの力強い映像肯定。 しかしもっと何か例えるのにピッタリの映画があったはずなのに、何に似てたのか思い出せないのは、やっぱりこの映画の独創性だと言わざるを得ない。 映画業界へのアンチテーゼと肯定が表裏一体のこの作品は、一般の視聴者に分
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