Citrixが発表したクライアント・ハイパーバイザー「XenClient」は、PCセキュリティに新たな方法を提供するのが狙いだという。 米Citrix Systemsは、このほどクライアント・ハイパーバイザー「Citrix XenClient」を発表した。XenClientを提供する狙いについて、Xenプロジェクトの創始者で同社のプロダクトマーケティング担当副社長を務めるイアン・プラット氏に話を聞いた。 XenClientは、PCハードウェア(ベアメタル)上で直接動作するハイパーバイザー。同社は、2009年1月にIntelとクライアント・ハイパーバイザーの共同開発に取り組むと表明しており、XenClientはその成果となる。現在は製品候補(RC)版として、「XenClient Express」の名称で開発者向けに公開中。製品版は、2010年7~9月期にXenDesktopへ組み込む形で提供