インターネットの普及は、「情報の発信者」と「受信者」という従来の枠組みを大きく変えた。この変化は、作品を生み出して世の中に届けることを仕事としてきた「クリエイター」にとっても、「作品」と「世の中」とのかかわりを変える大きな契機となっているようだ。 今回、黎明期からコンピュータを使った作品を世に送り出し続けているクリエイター「うるまでるび」のうるま氏と、ネット企業に勤めながら作品発表の場である「オモコロ」を開設し、その編集長を務めるシモダテツヤ氏に、それぞれのネットとの関わり方や、ビジネスにおける今後のビジョンについて語ってもらった。これからの「ネットとクリエイターの関係」のモデルケースが、見えてくるかもしれない。 クリエイターユニット「うるまでるび」として、アニメーションや音楽などさまざまなコンテンツの制作に携わる。代表作に「おしりかじり虫」「しかと」「小吉物語」など。12月8日には、自ら