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2009年12月13日のブックマーク (5件)

  • 山城むつみ氏の「訓読」論 - heuristic ways

    山城むつみ氏の『文学のプログラム』(原著1995年)が講談社文芸文庫から出ていた。これには4つの批評文が収められている。「小林批評のクリティカル・ポイント」「戦争について」「万葉集の「精神」について」「文学のプログラム」の4つで、最初の3つはそれぞれ小林秀雄、坂口安吾、保田與重郎について主に論じている。私もこれらの文学者たちにはそれなりに関心をもってきたが、山城氏の誠実で深い読みが、失礼ながら、「文学的」なジャーゴンのように思えてくるところがあった。それよりも私が衝撃を受けたのは、日語における「訓読のプログラム」の創出について論じた「文学のプログラム」だった。あるいは、「万葉集の「精神」について」で論じられている『万葉集』の原文とその「訓み下し」の問題に、私は刺激を受けた。 「万葉集の「精神」について」で、山城氏は、「『万葉集』が漢字のみで書かれているということ」をわれわれはつい忘れがち

  • 『無農薬栽培の不幸』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 私は現在の、無農薬有機栽培に価値がある/もてはやされているという社会は色々な面でかなりの不利益を被っていると思っています。それはそういうものにあまり興味がない大多数の人たちにとって不幸と言っても良いです。 品添加物へのデマゴーグで有名な安部司が深く関わっているマルチ主宰企業・アニューが、取り扱いの農産物で不適切な表示をしたと言うことで処分されています。 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/091204.html 内容は産地偽装と、慣行栽培のものをJAS有機の野菜と偽ったと言うものです。無農薬栽培を装ったわけですね。処分は適切な表示及び管理体制の強化を求め、その手順について期日までに報告せ

  • 「漢字廃止運動」(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    http://booklog.kinokuniya.co.jp/kato/archives/2009/11/_php_2.html(Via http://d.hatena.ne.jp/jiangmin-alt/20091204/1259855713) 加藤弘一氏曰く、 幕末から1980年代まで漢字廃止運動という妖怪が日を跋扈していた。戦前は「我が国語文章界が、依然支那の下にへたばり付いて居るとは情けない次第」(上田萬年)というアジア蔑視をともなう近代化ナショナリズムが、戦後は漢字が軍国主義を助長したという左翼の神話(実際は陸軍は漢字削減派だった)が運動のエネルギー源となり、実業界の資金援助を受けてさまざまな実験がおこなわれた(キーボードのJISカナ配列はその名残である)。 1946年に告示された1850字の漢字表が「当用」漢字表と呼ばれたのも、いきなり漢字を全廃すると混乱が起こるので「当

    EoH-GS
    EoH-GS 2009/12/13
    漢字廃止論には識字率を向上したいという切実な思いもあったと思うけど?漢字の普遍的側面と差違を隠す側面のどちらを見るか。一つの字に複数の音があるなら、全部開けばよくね?って思うのはそんなにおかしいこと?
  • 「新」の政治 - 雪斎の随想録

    ■ 京都・清水寺で毎年、発表される「今年の漢字」は、「新」となったようである。。 しかし、「新」と聞いて、古代中国・・前漢の崩壊後に十数年だけ存在した王朝、「新」のことを思い起こした人々は、どれだけいるであろうか。 「新」とは、前漢の外戚であった王莽が樹立した。 王莽は、日では「姦臣」の代表のように語られた。 『平家物語』の冒頭にも、次のように記される。 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。奢れる人も久しからず、只春の夜の夢の如し。猛き者も終には亡ぬ、偏に風の前の塵に同じ。 遠く異朝を訪へば、秦の趙高、漢の王莽、梁の周異、唐の禄山、此れ等は皆、旧主先王の政にも随わず、楽を極め、諫をも思い入れず、天下の乱む事を悟らず、民間之愁る所を知ざりしかば、久しからず亡びし者どもなり。 どこかの「剛腕・幹事長」を思い起こさせる記述である。 / 旧主先王の政にも随

    「新」の政治 - 雪斎の随想録
    EoH-GS
    EoH-GS 2009/12/13
    ウィキペディアには書いてないみたいだけど王莽はオカルト好きで河圖洛書、讖緯説を根拠に天変地異を政治利用しまくった人だったと思うが?オチがコレでは苦笑せざるを得ない。
  • 元カプコン岡本吉起氏「日本のゲーム市場は何かおかしい。世界と同様にGTAとかHaloが流行るほうが自然」 : オレ的ゲーム速報@刃

    吉起氏とは 岡 吉起は、『GENJI』シリーズなどで知られるゲームプロデューサー。 株式会社ゲームリパブリック代表取締役社長。 元カプコン専務取締役。 895 名前:名無しさん必死だな 投稿日:2009/12/13(日) 03:03:31 ID:NR4eeXkf0 岡吉起氏「日ゲーム市場は何かおかしい。 世界と同様にGTAとかHaloが流行るほうが自然」 岡氏は,日ゲーム市場や業界についての見解を披露海外のデベロッパが,日で自社のゲームが売れないと嘆くことが多い点に関して,文化が育んできた趣味嗜好の違いが二つあることを指摘した。 一つは,日ではPCが普及するよりも先にファミコン/スーパーファミコンが普及してしまったために,PCゲームを遊ぶという文化が根付かなかったこと, もう一つは日人は農耕民族であり,狩猟民族である欧米人の“銃を撃つ”という文化が定着しにく

    元カプコン岡本吉起氏「日本のゲーム市場は何かおかしい。世界と同様にGTAとかHaloが流行るほうが自然」 : オレ的ゲーム速報@刃
    EoH-GS
    EoH-GS 2009/12/13
    ”欧米人は狩猟民族”何人の事をいっているんだろう?欧米人は基本的に農耕民族だろ。