子どもたちのための図書館、「こども本の森 神戸」が神戸市にオープンし、子どもたちが早速、館内のベンチや外に広がる公園など、思い思いの場所で読書を楽しんでいました。 「こども本の森 神戸」は神戸市中央区の公園、東遊園地の中に作られました。 25日は開館式が開かれ、建物を設計して市に寄贈した建築家の安藤忠雄さんが「阪神・淡路大震災で犠牲になった人たちの鎮魂の場である東遊園地で、子どもたちが本を読みながら震災について思いをはせることができるようになるのはとてもよいことです」とあいさつしました。 25日は市内の園児たちおよそ20人が招かれ、早速、館内の机やベンチ、さらには東遊園地に本を持ち出して、読書を楽しんでいました。 図書館は地上2階建てで、現在、絵本や図鑑など1万8000冊が収蔵され、今後、2万5000冊にまで増える予定です。 足元から高さが9メートルほどある天井まで、壁一面が本棚になってい