アメリカ大統領選挙で、トランプ次期大統領に敗れた民主党のクリントン氏は、選挙の敗因について、みずからのメール問題をめぐってFBI=連邦捜査局が再捜査を行うと決定したことをあげ、選挙結果について「胸が張り裂ける思いだ」と心情を吐露しました。 この中で、クリントン氏は選挙戦を振り返り、先月28日、FBI=連邦捜査局がみずからのメール問題をめぐって、再捜査を行うと決定したことについて、「FBIのコミー長官が根拠もない疑いを示したことでわれわれの勢いが止められた」と述べました。 この捜査については、FBIが投票日2日前の今月6日、訴追しないと結論づけましたが、クリントン氏は、むしろ疑いを招く結果となって、優勢と見ていた州で逆転されたことが敗因ととらえていることを明らかにしました。 そして、選挙結果について「胸が張り裂ける思いだ」と述べ、終始重苦しい口調だったということです。また、クリントン氏は、今