2024年4月11日のブックマーク (2件)

  • すずめの戸締りの手つきの雑さ

    すずめの戸締りを金ローでみた。 終始、震災を扱う手つきが雑で、物語のエモの舞台装置にされていて不快感があった。 以下、ネタバレ注意。 見てて気になったところ。 ・震災は人間がとめれるという無神経さ 震災は「閉じ師」が封じられるという世界観なので、大震災が起きたところは「しくじった」とされる。 人間の及ばないところだからこそ納得せざるをえなかった生死が、震災を操作できるものにすることで、個人の責任に帰結してしまう。あまりに自然災害の質とかけ離れている。 ・「人の想いがその地を沈めてきた」というセリフ じゃあ大震災の起こった土地はその想いが足りなかったんですか???と詰め寄りたくなってしまう ・おばとすずめの言い合いの言葉のえげつなさ、なのにテンプレートなところ 「あなたがいるせいで家に人も呼べず婚活も上手くいかない」「重いの!」という言い合いのなんかいきなり生々しくエゲつないとこ、でもリア

    すずめの戸締りの手つきの雑さ
  • 酒井順子が(高校まで女子校で)「男は人間だとは思えないというところが..

    酒井順子が(高校まで女子校で)「男は人間だとは思えないというところがある」と言ってて あーなんか分かるな、そういう女性いるなと思った ダメとか差別的だとかは全然思わなくて、 ずっと共学だった男である自分を省みても 女性を同じ生き物とは思えないとこあるよな、って。 でも、よく考えたら、俺は男に対してもそんなに「同じ生き物感」を感じていないというか、 男同士だから分かるよねみたいな前言語的了解事項って 少なくとも俺にはそんなにないというか、 そもそも別の人間って別の生物だよね、と思ってる気がする。 となると、不思議なのは酒井順子をはじめとする(特に女子校育ちの)女性が、 同じ女性を「理解可能な他者」として捉えていることのほうな気がし始めた。 連帯感、共感、生物学的な不都合の共有、なにが根幹かはわからないけれど、 女性って他者をそんなふうに捉えることができるのか。 だから、男同士の群れ=ホモソを

    酒井順子が(高校まで女子校で)「男は人間だとは思えないというところが..