すずめの戸締りを金ローでみた。 終始、震災を扱う手つきが雑で、物語のエモの舞台装置にされていて不快感があった。 以下、ネタバレ注意。 見てて気になったところ。 ・震災は人間がとめれるという無神経さ 震災は「閉じ師」が封じられるという世界観なので、大震災が起きたところは「しくじった」とされる。 人間の及ばないところだからこそ納得せざるをえなかった生死が、震災を操作できるものにすることで、個人の責任に帰結してしまう。あまりに自然災害の本質とかけ離れている。 ・「人の想いがその地を沈めてきた」というセリフ じゃあ大震災の起こった土地はその想いが足りなかったんですか???と詰め寄りたくなってしまう ・おばとすずめの言い合いの言葉のえげつなさ、なのにテンプレートなところ 「あなたがいるせいで家に人も呼べず婚活も上手くいかない」「重いの!」という言い合いのなんかいきなり生々しくエゲつないとこ、でもリア