小学校時代、私は全てを母に話した。 母はパートをしており、16時頃に帰ってくる。 高校生の姉と、父が帰ってくるまでの2人きりの時間。 プチのチョコラングドシャと、ブレンディを溶いただけのコーヒー牛乳を机に並べて。 「今日は学校どうだった?」 母の問いかけは、あまりに日常だった。 それはもう、ペラペラ話しまくった。 こんなことが起きた、こんな会話をした、 どう思ったのか、どうしたかったのか、全て話していた。 「あなたの話しは面白い、また聞かせてね」 と、母が喜ぶものだから、話す順序など考えずに、思いつくままに。 友人間では聞き役が多かった私が、おしゃべりになる特別な時間だった。 この時間が大好きだった。 私は大人になった。 おしゃべりの矛先は、夫に向いた。 大人になった私には分かるが、夫は私の職場模様に興味がない。 それでも、あからさまに邪険にすることなく聞いてくれる。 甘え続けた結果、夫か

