ここ数日、ハチの様子が変だなと思っていたのですが、とんでもないことが起こっていました。 巣はこんな状況。ハタラキバチも新女王もいなくなり、オスが一匹だけポツンとお留守番しています。 あれれ。 入り口から見るとこんな状況。真っ白い糸状のヘンな繭がいっぱいでき、幼虫はすべて死亡しています。 これはどうやら、寄生するガにやられたらしいです。 セグロアシナガバチは天敵のガ(ウスムラサキシマメイガ)がいて、こいつは虎視眈々とアシナガバチの巣に卵を産もうといつも狙っています。 このガがうまく卵を産みつけることができると、孵化した幼虫は巣に潜り、幼虫や羽化寸前の状態を片っ端から食い荒らし、そこで繭を作ります。 どうもこの状態が完全に乗っ取られた状況のようです。 こうならないように、アシナガたちはガを見つけると全速力で追い払い、しばらくは羽を根性で扇いで「パラサイト・ダンス」を踊るのですが、その努力もむな
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