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2020年3月18日のブックマーク (2件)

  • アイカツおばあさん

    孫と一緒にアイカツカードを集めるお婆さん。。と言う話ではない。 スーパーに置いてあるアイカツを1日中専有している婆さんが居る。 ゲームする訳で無く、車椅子に座ったまま、ただひたすらデモ画面を眺めているだけだ。 朝会社に行く前に見かけて、深夜の閉店間近に見ると、まだ居る。もしかしたら、たまたまその時だけなのかも知れない。 更には、私だけにしか見えていないのかも知れない。だって、誰一人視界に入れていないんだもの。 車椅子の後ろには無数の袋が結び付けられ、近くを通ると文字通り腐臭がする。視界に入れたくなくても、強烈な存在感を醸し出していて、通り掛かると瞬時に吐き気がやってくる。 彼女は私の実在性を脅かす。 彼女がそこに居て何も成していなかった10時間と、私の仕事している風の10時間はイコールなのではないかと思わされるんだ。 そして、いつか私も老いて仕事が無くなり、モニターでキラキラした服を着た女

    アイカツおばあさん
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2020/03/18
    見える子ちゃん
  • 「先生がオメガを倒したら宿題やってきてやるよ」と生徒が言ったので、わたしはゲームライターになった|Yuka S. (or rurune)

    (四半世紀前の思い出。間違い、勘違いがいくつかあります。修正しようと努力しましたが、次第につじつま合わせに必死になり、書き上げた時の情熱を自ら消してしまいかねないと気づきました。なので10年以上も迷って、やっとついに書き上げることができたままの文を残しておきます。) 大学生時代、塾講師のバイトをしていた。理由は金。岩手県で「現役東北大学生が勉強を教えます」とぶん回せば仕事がたくさん来た。家庭教師もしていたが、すぐに塾一に絞った。希少性を高めるため、不便なところを狙った。動機は金。岩手の実家から高速バスで1時間半揺られ、山奥の町の中にあるたったひとつの塾に週3回通った。当時の岩手はのんきなもので、高校進学の選択肢もそんなに多くはなかった。進学校に行くか、そうではない高校に行くか、それぐらい。それでも我が子のよりよい将来を願って、子供を塾に通わせる親が増えてきていた。 両親の願いを背負って送

    「先生がオメガを倒したら宿題やってきてやるよ」と生徒が言ったので、わたしはゲームライターになった|Yuka S. (or rurune)