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ブックマーク / nitino.hatenadiary.jp (5)

  • 人のカバンをたくさん毎日持たされるようになった話 - 元うどん

    中学生になり、やや肥満気味になってきた娘に運動させようという親の意向から、私は運動部に入った。毎日の練習に土日の練習、朝練、自由時間がなくなりかつ全く興味のない活動、人間関係のトラブルの結果、ストレスで余計太った。 一年生のときの練習はまさにナンセンスの極みだった。素振りと球拾いとマラソンしかしていない。それも元ド素人の上級生がふわっと言ったことを信じてワッセワッセ一時間二時間する。顧問は稀に来てすぐ帰っていた。時間の無駄である。 当時は上級生の言うことは絶対である!という価値観の元、他の同級生も従っていたのでそういうものなのだろうと私も大人しく従っていた。スポーツのことはよくわからないからね。だが、だんだんと上級生の言うことがおかしくなってきた。髪型は肩まで、廊下であったら隅によってからお辞儀せねばならない、礼儀作法がどうのこうの。え…小学生の頃お前そんなんしてたん?一年早く生まれただけ

    人のカバンをたくさん毎日持たされるようになった話 - 元うどん
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2021/07/16
    “あっ気が狂っている、”
  • 手を繋いでも一人 - うどんこ天気

    私は小学校中学校高校と、平均よりずっとずっと太っていて、自分を女の子だと思えるようなことが毎月の生理と制服のスカート以外に無かった。自分の容姿も自分の性格も自分の頭も何もかも嫌いだった。特に容姿は、体重は、親にも祖母にでさえ揶揄されて嘆かれ嫁の貰い手がないと言われた。お前は勉強するしかない、自立しなさいと言われた。女性として価値が無いってことだろうか。高校生の終わり頃にニ三十キロ痩せた。毎日毎日完璧に日課をこなして少しだけの物をべて、我慢できなくなったら大量の甘いものやパンや何でもなんでもおなかに詰め込んで吐いて、またべて、倒れて目の前が暗くなったら眠れた。トイレに私が吐いた大量のべ物がたまって腐った。親は怒り狂い、また私を無視し、そして悲しんだ。私は、何をしても親の気に入るようには出来ない人間のようだ、と思った。同じ子供のはずの兄は順調で賢くて可愛らしくて愛想良く何でも出来て私

    EurekaEureka
    EurekaEureka 2008/02/05
    "私は、誰と付き合っていたんだろう。"
  • 仕事があんまり出来ないらしいです - うどんこ天気

    私は大きな音とか人が怒ってたりとか悪意らしきものが苦手です。気が弱いのかもしれません。前に、仕事場の人が、ばんばん扉を開け閉めしたり小突いてきたり足を踏み踏みしてくるのは、悪意かうっかりか解らないけど、とにかく嫌だよう、悪意の存在は立証できないかもしれないけど痛いのは嫌だよう、うるさいのも怖いよう、と思っていたのです。ある日「ひょっとして、これはこの人のコミュニケーションの表現かもしれないぞ」「私は自分の常識にとらわれすぎていたぞ」と思って、その人を小突いたり足を踏んづけたり扉をばんばん閉めたりしました。その人は扉をばんばんするのと小突いてくるのと足踏み止めました。コミュケーションが断絶した。ある日、私が失敗したことなのにその人が上司から怒られていたので、これは良くないなあ*1と思って「それは私がやりました」と上司に言いました。そうすると、その人が「ごめんねーちょっと意地悪してたんだ」と言

  • それは、誰の問題なの - うどんこ天気

    学生の頃。夕時に、父親が私に対して何度も同じ不愉快なことを繰り返し言った。父親が酷く不愉快な人物と言うことではなく。私の父親の愛情表現は、やや屈折した伝達法をとるようだ、とは長年見ていて解った。そして私もそういうところはある。しかし、今日の私は、優しくも元気でなかったので、事中に「父さんの言動が不愉快なので退席する、事は後でとる」と言って退席した。父親の不愉快な言動が続くなら、私は席を立って不愉快で無いようにしたら良い。父親は、自分の言動をする愉快さと、事中に私に席をたたれて後味が悪くなる行動の(不)愉快さを、量りにかければいいだけの話だ。父親の行動は父親が決めればいい。私の行動は私が決める。何も問題は無い。余り続いたら事の時間をずらせばいいし、もっと嫌なら家をでたらいい。 母親がそのあと言った。「おまえがそうやって言ってしまうと、お父さんは機嫌が悪くなって私に当たり散らすのよ」

  • 鮭フレーク狂い - うどんこ天気

    私は頭の配線構造が単純なのか悪いのか、一度楽しいと思ったことはとことん一時的にしすぎるという悪い癖がある。一度「鮭フレーク」と言うご飯にかける嗜好品に嵌った、いや耽った事がある。毎日、毎、白いご飯にたくさんかけてべた。べ過ぎた。おやつのおもちにも鮭フレーク。ごはんだけでは飽き足らず玉子焼きにも鮭フレークをイン!チャーハンにもイン!パスタにもイン!もうなんでもかんでもイン!わーいピンク色!毎日毎日べた。全然飽きなかった。鮭フレークは偉大だ!おいしい!ここは桃源郷か!おいしい!ヒャッホウ!とある朝に今日も鮭フレークをご飯にかけてべた。「ん?お母さん、なんかこれ腐ってない?」お母さんもぐもぐ「…?腐ってないわよ、早くべなさい」もぐ。べてみる。くさい。明らかにくさい。化学物質のにおいがする。「兄ちゃんこれべてみ」「おう」もぐもぐ「鮭フレークうめー」兄ちゃんご満悦。おかしい。なぜ。な

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