昨日試験的に公開してみた新フォント「F5.6」に思った以上の反響があったので、連載の方をちょこっとお休みしてこちらでもう少し詳しく解説します。 コンセプト ライカのレンズなどに使用されている書体や機械彫刻用標準書体のような、機械的制約の中から生まれた独特の雰囲気の書体に、SF映画やアニメ作品などに出てくる直線な書体の要素を組み合わせ、自分なりに解釈・再構築してみよう。 という目標のもと作成しました。ようするに趣味全開です。 ちなみに書体名「F5.6」はカメラの絞り値が由来。 デザイン 全体的にはライカの書体に倣って文字幅や線幅が(なるべく)均一に見えるようにしました。縦横の比率は大文字の「O」を基準にちょうど3:2のバランスにしています。APS-Cイメージセンサーと同じ比率ですね。 縦長気味なので組んでも間延びしません。 線幅は横幅のちょうど1/5の太さに。小サイズでの視認性向上のため一般