「連想ゲーム」は、1969(昭和44)年から22年間続いたNHKの看板ともいえる番組。 キャプテンの単語によるヒントから連想する言葉を答えるもので、回答者が女性、男性と紅白に 分かれて交互に答え、点数を競った。 問題は、例えば、「山」という問題の言葉に対し、まず白組・男性キャプテンがそれに対し、「川」 とヒントを出す。キャプテンからの「川」というヒントで白組回答者が正解の「山」を出せな ければ、次は紅組・女性。と、攻守交互に替わっていく。ヒントも「頂上」、「富士山」と、 連想される言葉が積み重ねられながら、正解を推理していくのである。 あまりに惜しい回答の時、会場から「あ~~~」と声が漏れ、このリアクションがまたヒントにもなった。 次の回答者は、しめしめという状態になり、そのやりとりが緊張感を高めていた。 番組の前身は、前年、1968(昭和43)年4月から始まった『みんなの招待席』の1コ