セブン&アイ・ホールディングスは2日、音楽ソフト販売大手タワーレコードの株式の8・15%を伊藤忠商事から3月末に買い取る方針を明らかにした。 セブン&アイのタワーレコードへの出資比率は計44・6%となり、NTTドコモの42・1%を抜いて筆頭株主になる。 タワーレコードは音楽業界や顧客にブランドが浸透しており、幅広い分野の洋楽CDなどを販売している。セブン&アイはタワーレコードとの関係を強め、グループのネット通信販売で音楽CDなどの品ぞろえを充実させたい考えだ。 セブン&アイは、20%出資するチケット販売大手「ぴあ」とタワーレコードとの連携による音楽イベントも開催し、チケットや関連商品をセブン―イレブンで販売することも検討する。