ノジマTリーグ2024-25シーズンは第3節を終え、男子は昨シーズンの覇者、木下マイスター東京(以下KM東京)が3連勝と上々の滑り出しを見せた一方で、女子は九州アスティーダ、京都カグヤライズがともに2連敗と苦しい船出となりました。まだまだシーズンは始まったばかりですから、出だしでつまずいたチームにも挽回の余地は十分にあります。シーズン終盤まで目の離せない試合が続くことを期待しましょう。 さて、今回の通信簿は、王者KM東京から、その最大のライバル琉球アスティーダ(以下琉球A)へと移籍した篠塚大登(しのづか・ひろと)選手にスポットを当てます。 篠塚選手の直近の最大のトピックスは、なんといっても男子団体戦の一員として、パリオリンピックという舞台で戦ったことでしょう。男子団体は惜しくも4位に終わり、前回の東京オリンピックに続いての銅メダル獲得とはなりませんでしたが、篠塚選手は、張本智和、戸上隼輔の