5月21日放送のテレビアニメ「サザエさん」(フジテレビ・日曜18:30)は、「トーフ屋の夢ちゃん」、「ひとこと多いひと」、「迷い込んだお客さま」の3本だった。タイトルだけで“普段通りのサザエさん”であることは一目瞭然だが、放送結果に民放キー局の社員は大きなショックを受けたという。 【当時の写真をみる】サザエさん作者「長谷川町子」のデビュー当時(15歳) まだあどけない表情が印象的だが、巷では「天才少女」と呼ばれていた *** ビデオリサーチが調べた視聴率(関東地区、リアルタイム、世帯、以下同)の結果が驚くべきものだったのだ。民放キー局のディレクターが言う。 「21日のサザエさんの視聴率は6・4%。1969(昭和44)年の放送開始以来、ワースト3位の結果でした。ワースト1位は昨年8月28日放送の5・6%ですが、この日は日本テレビの『24時間テレビ』が裏番組でした。『サザエさん』が低視聴率を記