【シリコンバレー時事】インターネット検索エンジン最大手グーグルは14日、道路から撮影した街並みの画像をウェブサイト上で提供する地図ソフト「ストリートビュー」のデータ収集用作業車が街中を走行中に個人情報を誤って取得し、記録していたと発表した。対象地域は日本を含む世界34カ国・地域に達する。同社は陳謝するとともに、各国当局に再発防止策などの報告を始めた。 グーグルによると、作業車はデジタルカメラによる写真撮影などと並行し、各地の無線LAN(構内情報通信網)を通じて、セキュリティー管理が不十分な個人の電子メールやサイト閲覧情報などを自動的に蓄積していたと説明。約1週間前にドイツ当局の要請を受け調べた結果、誤収集が判明し、データの抹消作業に着手したという。 【関連ニュース】 ・ 【特集】最強モバイルを探せ! ・ 米国との「サイバー対決」にみなぎる中国の決意 ・ イベント出展企業向けプレ