中国の証券監督当局は、上海の株式市場などで不正な売買を行い市場を混乱させたとして投資管理会社などを摘発し、日本円で合わせておよそ380億円に上る罰金などの処分を行ったと発表し、株式市場での不正を厳しく取り締まる姿勢を強調しました。 そのうえで、摘発した企業や個人に対して、合わせて20億人民元(日本円にしておよそ380億円)に上る罰金などの処分を行ったとしています。 中国では、ことし6月以降、株価が乱高下したことを受けて、中国当局が株取り引きを巡る不正について取締りを強めており、経済の減速傾向が鮮明になるなか、今回、株式市場での不正を厳しく取り締まる姿勢を強調しました。